でんさい割引と手形割引の違いとは?
でんさいネットの電子債権を現金化する事を割引すると言います。
この時に手形割引との違いはどのようなものがあるのでしょうか。
でんさい割引は電子データの取引なので、自由度が高く、短時間で安全な取引が出来る事が特徴的です。
・でんさい割引(現金化)
割引金額:電子債権のうち、必要な資金だけを分割して譲渡金額から割引料を引いた希望手取り金額を計算して現金化する事が出来ます。
現金化までの時間:最短で30分で現金化する事が見込めます。
割引レート:手形割引よりも割安になっている事が多くあります。
裏書:でんさいを譲渡する場合、保証記録も併せて記録されます。
必要書類:商取引を証明する資料、代表者の本人確認書類、商業登記簿謄本などが必要になります。
手数料:取立料はかかりません。
利用時間:月曜から金曜までの銀行のネットバンキングが稼働している時間帯になります。
紛失:でんさいネット上で管理されているので、こうしたトラブルは発生しません。
銀行での割引:電子債権の信用状況では無くてお客様の信用状況によって取引の可否を判断します。
・手形割引
割引金額:額面の全てを割引する必要があります。
現金化までの時間:手形を持ち込みで1時間から二時間、郵送で3日程度かかります。
割引レート:地場中小企業の手形なども割引が出来、でんさい割引よりも割高になっている事があります。
裏書:手形不渡りの時に備えて、必ず必要になります。
必要書類:商取引を証明する資料、代表者の本人確認書類、商業登記簿謄本などが必要になります。
手数料:取立料630円(場合によっては郵送料金がプラス)
利用時間:月曜から土曜日の現金配達可能な時間帯。
紛失:手形用紙を金庫などに保管する必要があり、盗難な紛失に備えてハンコは別に管理が必要です。
銀行での割引:割引をする手形の信用状況では無くて、お客様の信用状況によって取引の可否を判断します。