でんさいの仕組みとは
でんさいの仕組みは、簡単に言えば手形や振り込みに変わる新しい形の決済手段です。
これまでそれぞれの手続きには慎重さや確実性が非常に重くのしかかっていましたが、でんさいを利用する事で、さまざまなリスクを軽減する事が出来るようになりました。
その大きな特徴としては、次のようなものがあります。
・手形的利用
中小企業が資金調達のために必要なものとして、円滑化を図り、現行の手形と同じ利用方法を採用しています。
また、従来の手形の取引停止処分制度と類似した制度が整備されています。
・全銀行参加型
銀行の信頼の形とも言える、安心のネットワークを利用して、社会インフラとして構築される必要性を強く認識しています。
全銀行参加型と言う方法を採用しています。
また、既存の銀行間の決済システムは利用して確実に資金回収できる仕組みを提供しています。
・関節アクセス方式
金融機関を経由してでんさいネットにアクセスする方式で、現在利用している窓口の金融機関をそのまま利用する事が出来ます。
これまで利用してきた窓口の信用をそのまま使用出来るので、安心してサービスを受けられます。
また、金融機関の工夫によって、それぞれの利用者のニーズにマッチングしたサービスの提供を心がけています。
これも仕組みの一つです。
でんさいの利用方法とは?
でんさいは銀行、信用金庫、信用組合、農協系統金融機関、商工中金などのでんさいネットに参加している全国の金融機関で利用する事が出来ます。
どこからでも利用出来、既存の取引金融機関でも便利に利用する事が出来ます。
利用のための要件は、法人、個人事業主、国・地方公共団体が対象になっていて、利用する時には、属性要件や、経済的要件、利用資格要件を満たす必要があります。
利用を開始する時には、取引金融機関に利用申し込みを行う事で利用出来るようになります。
その際には一定の審査や利用契約締結が必要になります。